【投資】投機と投資の違い│失敗を最小限に

トライオートFX(自動売買)は懐疑的でしたが、実験的に運用してみることにしました。それにあたり、そもそも投資との関わり方について考えてみます。

インヴァスト証券は上場企業

トライオートFXの口座を開設したインヴァスト証券は上場企業であり、継続して利益を出していることがきっかけの一つです。

「証券会社だけ利益を得ており、顧客が損しているのでは?」と疑う意見があると思います。そういう企業もあると思いますが、長い目で見た場合、顧客が得しない会社と継続して取引しないので、極端に顧客だけ損失することはないです。

上場企業ではなく、非上場企業であれば話は異なります。

証券会社の利益の源泉は取引手数料

証券会社の利益の源泉は、顧客の取引手数料です。証券会社にとって、顧客は多いほうが良いのです。取引が増加し、取引手数料が増えるからです。

証券会社の立場

(繰り返しになりますが)気をつけないといけないのは、顧客が損をしても証券会社は利益(取引手数料)を確保している点です。

証券会社がおすすめしてくる商品は、証券会社にとって良い商品です。主語を自己解釈しないようにしましょう。

 

「おすすめの商品です!」の主語は誰でしょうか。

「(お客様にとって)おすすめの商品です!」ではありません。

「(この商品を販売することによって営業成績を獲得することができて評価があがって昇給につながる、上司から怒られなくてすむ、そんな営業マンにとって)おすすめの商品です!」が正解です。

継続して利益を出すために

誰かから教えてもらった情報で利益を出すのは難しいです。例えば、証券会社の営業マンにおすすめされた商品など。

ビギナーズラックでたまたま利益が出ることはあると思いますが、継続して利益を出すのは無理です。

自分で考えて試行錯誤しながら、継続して利益を出せるようになります(時には損切りも)。そのためには、致命傷にならない程度の資金で運用してください。かすり傷なら問題ないです。致命傷を負うと、継続して投資できず学ぶことができなくなります。

注意点

少し利益が出始めると、「もっと運用資金を多くすると、利益もたくさんでる!」「レバレッジをかけよう!」という誘惑がでます。これはやめましょう。調子に乗ってはいけません。それで上手くいくなら皆が億万長者です。

あなたの人生、順風満帆で、成功しかしてこなかったでしょうか。失敗は無かったでしょうか。どうして、今回の投資が成功するに決まっているのでしょうか。

ギャンブル

パチンコでよくあるのが、一度大当たりを経験すると、同じ体験をできるのではという根拠のない思い込みです。

パチンコも厳密に分析をしていくことで勝率を高めることはできますが、偶然は何度も起きません。

あなたの投資スタイルは、投機になっていませんか。

損失金額を抑えて利益金額を伸ばす

結局のところ、利益が出れば良いのです。

・10回の取引で、9回利益(=1回損失)

・10回の取引で、1回利益(=9回損失)

前者でも後者、いずれの場合でも利益が出ていれば問題ありません。

投資対象により、損益の回数は異なります。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。お気づきになられた方がいらっしゃると思いますが、すべて自分の経験に基づくものであり、相当失敗しています(笑)

私の失敗が、誰かの失敗を防ぐことにつながると嬉しく思います。